のんびり航海日誌.

大航海時代Online、Eurosサーバーにヒッソリノンビリ住んでる、Rina.Rio.の思い出日記帳。

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第2章 悩める少年

ヒホン...
ボルドーの西、ビスケー湾南岸にある小都市である。
発祥は古代ローマ軍の軍営地だという。
-大航海時代OnLine 発見物カードより-
ヒホン地図



・・・・・・
無愛想な少年&上品な少女
オレはアイツのローランなんだ!



アイツ、上品そうな女の子はオレの親友。
今では親友といえる仲だけど、昔はそんなんじゃなかった。

きっかけはアイツの父親だった。
いつも顔合わすたびに口論になって、ずっとむかついて・・・。
そんなとき、アイツの父親が持ってきた一束のエルダー。
「もういっそ思いっきりケンカしなさい。怪我してもコレがあるから大丈夫。お互い、思うところがあるのならぶつけ合いなさい」
・・・今にして思うととんでもないこと言ってるよな。大切な娘に対して。
父親って言うのはそういうものなのか?オレにはいないから良くわからないけど。



アイツ、思ったより強かった。
街は大騒ぎになったけど、楽しくて嬉しくて、怪我の痛みも覚えてない。
アイツも笑っていた。アイツ、あんなに可愛かったのか・・・。



それからオレたちは親友になった。
アイツは頭がよかった。
オレの知らない色々なことを知っていた。
特に、この街しか知らないオレにとって、アイツの話す世界のことには驚かされるばかりだ。
家より大きい動物?特に首が長い?
飛べない鳥?水の上を走る鳥?
砂金より高価な香辛料が山ほど収穫できる土地?
まるで魔法のような出来事を、アイツはオレに教えてくれる。
オレたちがいつも見る、あの海の向こうにはそんな世界が広がっているのか・・・。
いつしかオレは、海の向こうの世界に憧れを抱くようになっていた。



「うん、いいと思うよ!アンタなら絶対なれる!」
おれは海を駆ける航海者になりたいことをアイツに告げた。
それを聞いたアイツは本当に嬉しそうに賛成してくれた。
オレはいつか海を渡る。そしてアイツの知らない世界の話をして驚かせたい。



そんなとき、ヤツが来た。
オレがアイツとケンカしていた頃、ふらっとやってきた船乗りだった。
後で聞いた話だったが、アイツとのケンカをけしかけたのはヤツだったらしい。
ヤツは世界の広さを知っている航海者。オレがあこがれた航海者だった。
ヤツはアイツと、アイツの父親と何か話していた。
ヤツがいなくなった後、アイツはオレに話してくれた。
ヤツが来た理由、それはアイツの母親のこと。
アイツは強がっていたけど、きっと泣いていたんだと思う。
オレは、また海を渡る理由ができた。




しばらくして、ヤツがまた現れた。紫色の、リラ色の花飾りを持って。
アイツは花飾りを受け取ると、
「ありがとう...」
一言だけだったけど、アイツなりの精一杯の感謝の気持ちだったと思う。

オレはヤツを追いかけた。話したかった。どうしたらヤツみたいになれるのかと。
オレの身体は小さい。
手はもっと小さい。
これじゃ、いろんなものを掴めない。いろんなものが見えない。
オレは悔しかった。オレにないものをヤツが持ってることが。
悔しかった。ヤツの見えいるものが見えないオレ自身が。

オレは間に合わなかった。
ヤツが船に乗り込んでしまったのだ。
とても大きく、そしてキレイな船だった。
呆然と船を眺めるだけのオレに、とてもキレイな女の人が話しかけてきた。

「どうしたの~?この船になにか御用?」
女の人はオレにエマと名乗った。
ヤツの副官としてこの船に乗っているということだった。
「オレ、いつか航海者になりたいんだ!でも、オレはまだ小さいし、こんな船買うお金だってない。でも、いつかきっと・・・」
「そっかぁ」
「でも、ムリだよね。オレみたいななんにも出来ない、何も持ってないヤツが航海者だなんて・・・」
オレは知らないうちに泣いていた。目の前にある現実が悔しくて。
そんなオレの涙を、エマさんはそっと拭いてくれた。
「そんなことないよ。この船の船長さんだって、最初の頃は一握りのお金と、5人位しか乗れないくらいの小さな船しか持ってなかったんだから。でもね、旅がしたい、海の向こうの知らない世界を見てみたいって気持ちは持っていたの。それはキミも持っているものだよね?だから大丈夫。海はキミをきっと待ってるから、ね」
エマさんはオレの涙を拭いたハンカチをオレに渡すと、
「でもね、海は楽しいことばかりじゃないの。同じくらい辛くて、悲しいこともあるの。だから今のうちにいっぱいお勉強して、立派な強い航海者さんになってね。私たちも待ってるから、ね」
そっとオレの頭を撫でた。
「・・・うん、がんばるよオレ。いつかきっとこの船より大きな船に乗って、ヤツの知らない世界を見てやる!」
そう言って胸を張るオレに、エマさんは笑顔で返してくれた。
「そうだ、ヤツ、じゃなかった、この船の船長に伝えて欲しいんだ。『オレもアンタみたいな航海者になってやる。オレはローランなんだから!』って」
うん、私たちも負けないわよ~。そう言ってエマさんは船に乗り込んでいった。
去り際に振り向いて手を振ってくれた。
オレも負けないくらい精一杯手を振った。



一握りのお金と小さな船、でも大きな希望・・・。
ヤツのスタート地点はそんなものだった。
オレにはお金も小船もない。でも、希望の大きさならヤツに負けない!
「オレはローラン!偉大なる勇者ローランだ!」

少年の叫びは海を渡る。
少年自身が旅立つ海を・・・。

おまけ:少年の(違った方向での)悩み

ジャガーさんと少年
Rio.:よっ、少年!w
少年:・・・なに?




本当になんなんだよ、コイツ・・・。
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*Comment

NoTitle 

第二作目もがっつり読んだよ~(*´ェ`*)ノ
あれだね、りおにゃがどれだけあのクエに思い入れがあるのか伝わってくるのう~w

実は続きのオチが大好きだったりするwwwww
  • posted by クラリ 
  • URL 
  • 2009.10/05 09:36分 
  • [Edit]

NoTitle 

>>クラリ様
長い文章なのに読んでいただき、ありがとうございます!
あの一連のクエで何か書いてみたいと思い、がんばってみました(ノ´∀`*)
この話、5章までを目処に、なんとか終わらせられるよう、がんばります(゚ー゚*)

オチ部分は硬すぎる本文及びカッコイイ感じになってしまうRio.を落とすためにやってますww
そしてコレ書いてるうちの一番の楽しみだったりも・・・w
  • posted by Rio. 
  • URL 
  • 2009.10/06 02:22分 
  • [Edit]

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