のんびり航海日誌.

大航海時代Online、Eurosサーバーにヒッソリノンビリ住んでる、Rina.Rio.の思い出日記帳。

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4章 冒険依頼仲介人の一日

サントドミンゴ...
イスパニョーラ島の南東部にある街。
開拓されたばかりの街だが、航海の便がよく、
カリブの交易の中心地として栄えている。
カリブ特有の農作物のほか、サトウキビの栽培が広く行われている。
-大航海時代OnLine 発見物カード説明文より-
サントドミンゴ所在


空は晴天、海は穏やか。潮風が心地よい。
いつもの風景、いつもの職場。
ドミンゴ冒険依頼仲介人
「仕事を探しているのかい?」
訪れる航海者に、オレはそう挨拶する。
いつもの職場のいつもの掛け声。


航海者、と一口に言っても、その生業は様々だ。
交易をして巨万の富を夢見る商人、
武力をもって身を立てる軍人、そして海賊、
そして、世界を巡り様々な発見をする冒険者・・・。
オレは冒険者に各地からの調査依頼を斡旋して報告を受ける仲介人としてココにいる。
依頼の内容は多岐に渡る。
地形の調査、遺跡の発見、生物の生態調査、または航路開拓なんかも依頼として挙げられる。
そして依頼人。
欧州の学者や国のお偉いさん等からの調査依頼は普通な方だが、
近隣の住人からの依頼なんかもある。
ひどいのになると、酒場での口論から原因となった生物の確認なんてのもあるくらいだ。

そういう依頼を航海者たちに斡旋するのだが、なにしろ数が多い。
「あの、いつ来ても同じような依頼しかないのですが・・・」
などとよく言われるが、どの航海者にどんな依頼を紹介しているのかまで把握できるわけがない。
運が悪かったと諦めてほしい。

依頼の斡旋が落ち着くと、今度は調査が終了した依頼を依頼人に報告する仕事が待っている。
いつも暇そうに立っているだけと思われがちだが、これでも結構忙しい身なのだ。
まぁそれもいつもの仕事、いつもの時間だ。



「おじさん、こんにちは」
航海者への依頼斡旋がひと段落した頃、酒場に勤めているワイラがやってきた。
「おいおい、おじさんってのは酷いな。これでもまだ若いんだぜ」
「え~、おじさんって呼び方だめですかぁ?えっと・・・、おじさんってお名前なんでしたっけ?」
「・・・おじさんでいいや、もう。で、ワイラちゃん何か用事かい?」
ワイラが抱えてる荷物をみて、大体の見当はついてはいたが、聞いてみた。
「出航所の役人さんから、おじさんにお荷物を渡して欲しいって頼まれたので持って来ました」
イスパニア本国のギルドからの荷物なら、直接ギルド員が持ってくるだろう。ということは、
「ああ、他の街から調査報告書が送られてきたんだな。ありがとさん」
「いえいえ~、私も航海者さんにお願いされてた報告書、出航所で渡す用事ありましたから」
そう言ってニッコリと笑うワイラ。
酒場の荒くれどもをも和ませるワイラの笑顔だ。眩しすぎる。
この笑顔の為に、何百万という金を貢いだ航海者もいるとかいないとか・・・。
「しかし、いくらついでとはいえ、出航所のヤツやも怠け者だな」
年甲斐もなく照れてしまったオレは出航所の役人に憤ってみせた。
「あ~、なんでもこの近海で海賊さんが暴れてるって大騒ぎでしたよ。だから手が離せないって」
なるほど。そういえば遠くのほうで砲撃の音が聞こえるような気もする。
だから今日はなんとなく客が少なかったのか。
だが、こうなると海事ギルドの連中は忙しくなりそうだ。
近々、大規模な海賊掃討作戦でも行われるかもしれないな。
「そっか、じゃあ酒場の方も忙しくなりそうだな。とにかくありがとう、ワイラ。また酒場のほうにも行くからサービスよろしくね」
「は~い、是非いらして下さいね~、でも、あんまり遅く帰ると奥さん怒っちゃいますよ」
「ははは、そいつは怖いから気をつけるよ」

ワイラが手を振ってくれたので振り返す。
荷の入った袋を覗くと、中には10数ほどの書簡が入っていた。
リオデジャネイロのジセルが、航海者から渡されたモノのようだった。
袋の中には書簡のほかに手紙が入っていた。
ジセルからだ。




冒険仲介のおじさんへ

ジセルです、えへっ
サントドミンゴ行きの定期船のおじさんへ、航海者さんからお願いされた報告書を持って行って貰う様にお願いしちゃいました~。
無事に届いたのかな?って、コレ読んでるなら届いてるんですよね、えへへっ
お仕事大変だと思うけど、頑張って下さいね。
あ、あとマスターから「たまにはこっちに遊びに来い」って言ってましたよ~。
えへっ、私も待ってますね~。えへへへっ

リオデジャネイロの素敵看板娘 ジセルより




「・・・マスターも大変だな」
などといいつつ、顔が緩んでいるオレがいる。
「っと、仕事仕事と」
書簡をひとつひとつ確認していく。
リオデジャネイロから来たのなら、書簡の内容はほぼアマゾン川関連だろう。
予想通り、アマゾン川流域に生息する生物や流域の地形調査の報告書ばかりだった。
オレは調査報告書に不備がないか確認し、依頼人に届くよう手配していく。
その書簡の中に、覚えのある航海者の名前を見つけた。
いつだったか、サンティアゴの娘の依頼をした航海者だった。
あの依頼は結局10数回の調査・報告が発生した。
大変な仕事だったように思う。それでも彼はやり遂げ、真実に届いた。
結果としてはあまりいいものじゃなかったようだが、
本人たちはそれをしっかりと受け止め、今を生きている。
「探し物は記憶、か・・・」
過去の積み重ねで今がある、誰かがそう言っていた。
そういうものなのかもしれない。



彼の書簡もアマゾン川流域の生物調査の報告書だった。
数週間前、ワイラから依頼のあったチョウの調査を彼が引き受けたのだった。
「幻のチョウ 調査報告書」
そう書かれた書簡には、対象のチョウの特徴や生態が細かく書かれていた。
報告書に不備は見当たらない。コレは今夜、酒場に持っていこう。
彼には悪いが、今日のワイラの笑顔はオレが貰うことになりそうだ。
これくらいの役得はあってもいい。
きっとワイラも、彼に対して感謝するだろうし。




依頼の数だけ想いがあり、
報告の数だけそれが広がる。
オレの仕事は想い繋ぐ橋。
橋が橋であるように、いつもの仕事を心がける。

だからオレはいつも通りの言葉で迎える。
「仕事を探しているのかい?」

おまけ 彼とオレ -幻のチョウが出てこない-

銀行へ・・・
Rio.:ちくしょう!バッキャーロー!(;つД`)

冒険依頼仲介人:斡旋書200枚入りましたーwありがとうございまーすw
1名様、銀行向かいまーす( ・∀・)

銀行員:はい、よろこんでー( ´_ゝ`)
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